こんにちは。派遣薬剤師のひでです。
今日は派遣薬剤師に向いてる人、向かない人についてです。
派遣薬剤師に興味のある方も多いと思いますが
・派遣になってから居心地悪かったら嫌だから向き不向きを把握しておきたい
・即戦力じゃないといけないの?怖いしあまり派遣になれる自信ないな・・・
こんな風に思う方も多いですよね。
僕は派遣薬剤師になって1年9ヶ月目になりました。
その間に5つの派遣先を経験し、一緒い働いていたいろんな派遣薬剤師を見てきました。
自分で実際にやってみて「こんな人が派遣に向いてるな」「こんな人は派遣やらないほうがいいな」というのも少し見えてきました。
さらに
本当は派遣に興味があるのに「私は派遣になれなさそう・・・」と勘違いしている正社員の方にも出会ってきました。
すごくもったいないと感じたので今日は
・派遣薬剤師に向いている人
・派遣薬剤師に向いていない人
・派遣薬剤師になれないと勘違いしている人の例
について書いていこうと思います。
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目次
派遣薬剤師に向いている人
派遣薬剤師になるのはそれほどハードルが高いことではありません。
それでいて多くの可能性を秘めていると思います。
なぜなら派遣薬剤師と社員の薬剤師の働き方は同じ薬剤師業務をしていても大きく違うからです。
「自由」だからです。
これから残り何十年もの長い間ずっと会社に雇われて、「雇われの身」として過ごしますか?
窮屈ではないですか?
僕は派遣薬剤師になって縛られることがなくなり、より独創的に人生を楽しめるようになりました。
目標も持てました。
ほんとは悩んでる人には「派遣薬剤師になってみて」と無条件でおすすめしたいですが
とはいえ向き、不向きもあるので順番に紹介していきますね。
正社員で働くことに疑問がある
具体的にここが嫌!ということがなくても
- 漠然と現状に満足できない
- 日々働いていてストレスがやばい
- レールに乗って縛られている感じが窮屈
- このまま老後まで同じことをしてくの?
こんな風に感じている方は派遣の働き方がマッチするかもしれません。
そのまま同じ職場で働いていても状況は変わりませんよね。
かといって転職しても同じような景色が続くのではないでしょうか。
派遣薬剤師になると、業務は薬剤師業務していますが職場とは少し切り離されているので
冷静になって過ごすことができます。
「漠然と現状に満足できない方」は少し職場と切り離されることで自分を見つめ直す機会ができるので「自分の満足できる方法は何か?」探すことができます。
「日々働いていてストレスがやばい方」も渦中にいるからしんどいのかもしれません。
切り離されてみると楽になるかも。
また、派遣ならストレスの少ない職場を選びながら働くこともできます。
「レールに乗って縛られている感じが窮屈な方」はもう派遣になればレールはありません。
自分の思うように働くことができて疲れたら休憩もできます。
「このまま老後まで同じことをしていくの?と思う方」も派遣になれば新鮮です。
いろんな職場でいろんな人と出会い、いろんな経験ができます。
もちろん薬剤師以外の職業と並行してもOKです。
週40時間も働くって人生ほとんど仕事・・・
と思う方。
派遣になれば時給が高いので同じ収入で労働時間は減らせます。
会社の言いなりになるのが嫌
派遣社員になれば基本的に会社の言いなりになることはありません。
なぜなら派遣薬剤師は派遣先からも派遣会社からも少し距離があるからです。
例えば調剤報酬改定があったりして派遣先で新たに活動を始めるとします。
新たな活動を任せられるのは社員の方であって派遣薬剤師が行うのは今までと変わらない薬剤師業務です。
「向上心がない」と言われるかもしれませんが、
僕は正直、労働の対価で報酬もらっているのに「同じ報酬」で「新たな仕事」を任されるのはすんなり納得いきません。
指示を出している会社の上の方もわからないまま指示を出していることもあるので振り回されるだけのこともよくありますよね。
派遣会社にとって派遣薬剤師は顧客でもあるので、求人を紹介してくれたりはしますが必要なこと以外に指示をしてくることはありません。
人間関係に深入りしたくない
派遣薬剤師であれば人間関係に深入りしたくなければ距離を置くこともできます。
派遣先の職員の方も「別の会社の人」という意識が少しあるので節度を持って接してくれる場合がほとんどです。
正社員でいると
- 職場の人間関係に入り込んでかないといけない
- 長く、うまくやっていかなければいけない
- 人間関係がうまくいかないと、しんどい
など、良好な職場に身を置いた時には良いですが人間関係へのプレッシャーは続いたりしますよね。
派遣であれば
- 別の会社の人間であること
- 長期に契約を更新するか必要はないこと
- 心許せる人とだけ人間関係を作っても不自然ではないこと
などなど、人間関係のしがらみからはかなり解放されます。
仮に人間関係の悪い職場に派遣社員として行ってしまっても、自分の業務に徹していれば、基本巻き添えになることもありません。
次の更新で別の職場を選べば離れることもできます。
・色々あって人間関係疲れた・・
という方は派遣がおすすめだよ
収入を上げたい
みなさんもうご存知かもしれませんが、派遣薬剤師になれば基本的に収入が上がります。
今の収入が年収500万円であれば
時給2600円以上の求人を紹介してもらうことができれば
2600円×8時間×年間245日労働(年間休日120日)=509万6千円
で超える事が出来ます。
都心でも時給3000円の求人だと見つけることは難しくないので年収UPは大きなハードルではないですね。
年収を上げるために管理薬剤師になったりエリアマネージャーになったりというのも良いですが
業務の内容は増えますし、昇進できる人数も限られてくるので
実は派遣薬剤師になることは年収を上げる近道かもしれません。
副業をしてスキルを上げたいと思っている
派遣薬剤師は基本的に何をしても副業OKなので何かスキルを得たい方に向いています。
僕が過去に派遣エージェントの方に
と相談したところ
との事でした。
結局会社を立ち上げたりはしていませんが。笑
副業をしたいからスクールに通ったり、ブログやyoutubeで副収入を得たり。
もちろんインデックス投資もiDeCoも自由にして大丈夫です。
残業をしたくない
「残業が何より嫌い」「定時ぴったりが目標」という方は派遣がおすすめです。
もちろん派遣でも残業しても良いですし、残業をした方が効率よく稼ぐ事が出来ますが
僕の経験上、残業のない職場は本当に毎日定時ぴったりに帰る事ができるところもあります。(僕の場合は某全国チェーンショッピングセンター内薬局)
それ以外の薬局でも派遣エージェントの方と相談ずれば残業ゼロのところは探す事ができます。
僕は残業が全くなくて少しお財布が悲しかったですが、「何より残業が嫌」という方にはおすすめです。
派遣薬剤師に向かない人
派遣薬剤師に向いている人は理解していただけたと思うのであとは派遣薬剤師に向かない人に該当してしまっていないかチェックしましょう。
調剤・監査をした事がない
派遣薬剤師はある程度は監査や投薬業務のやり方はわかっていないといけないので
まだ監査も投薬もできない新卒1年目や製薬会社からの転職など調剤未経験では厳しいと思います。
ずば抜けて仕事ができる必要はありませんが一通り調剤薬局の業務をできるようになってから派遣薬剤師の道を選ぶと良いと思います。
キャリアアップがしたい
薬局長になって→エリア長になって→本部に入りたい
など昇進してキャリアを作っていきたい人には当然ですが派遣薬剤師は向きません。
派遣先に属しているわけではないので時給は上がってもキャリアは上がりません。
ただし、いろんな派遣先を経験していくと
- それぞれの薬局のやり方を学べる
- 幅広い処方に触れる事ができる
- 様々な層の患者さんに服薬指導できる
- それぞれの薬局の責任者の方の判断を見れる
というメリットがあるのでスキルアップには繋がってくると思いますし
- 年収が上がりお金が貯まる
ので開業を考えている方も派遣薬剤師はおすすめです。
実際に「開業までの1年派遣で働く」という派遣薬剤師の方もいます。
忙しいのが嫌
- 忙しいのが何よりストレス
- 中抜けの時間帯はのんびりコーヒーでも飲みたい
(のんびりコーヒーを飲める薬局も少ないかもしれませんがそれくらいのレベルでのんびり仕事をしないと辛い)
といった方は派遣薬剤師には向きません。
基本的に派遣を募集する薬局は人手が足りない傾向にあり、忙しめのところが多いです。
中には過酷なほど忙しい薬局もあるので
忙しい方がテキパキ仕事できるし、1日が早く感じて良い
くらいに考えられる人の方が良いかなと思います。
過酷なほど忙し薬局は人が集まりにくいので時給がずば抜けて高かったりします。
時給で判断したり、派遣エージェントの方に「忙しすぎるところは嫌」と伝える事である程度回避することはできます。
- 中抜けの時間は座って薬歴を書く事ができる
- 午後からはゆったりで予製を作っている
- 空いてる時間は雑談をする暇がある
といった派遣先はあるので安心してください。
薬局の一員として働きたい
薬局の一員として集団に属していたいという意識が強い方は派遣には向きません。
派遣は基本的には別の会社から来ている扱いなので派遣先とは少し距離のある関係性から始まります。
もちろん、長く勤めていれば垣根は次第となくなっていき仲良く話ができたり飲み会に呼んでもらったりプライベートでの付き合いが出てきたりといった事はあります。
正社員で入社しても初めはよそ者っぽく扱われることもあり派遣先の雰囲気にもよるので一概には言えないですが
基本的には派遣社員は派遣先の従業員とは「別の集団に属しつつ共に働いている」という関係性だと思います。
派遣薬剤師になれないと勘違いしている人の例
今まで派遣で5つの派遣先にお世話になってきましたが
派遣になってみたいと思いながら「自分にはできない」と思い込んでしまっている方もいました。
「もったいないなあ」と思ったので実例を紹介したいと思います。
該当した方は派遣薬剤師になっても大丈夫だと思うので考え直してみてください。
即戦力で仕事ができないと派遣になれない
結構何度も言われたセリフなのですが
そんな事はありません!
そう言うあなたも今の職場の業務は覚えていっているわけですし1日や2日で完璧に業務をこなせるようにならなくて大丈夫です。
そこまで派遣に対して求められているハードルは高くないです。
初めはどこの派遣先もしっかりやり方を教えてくれますし、多少遅かったりしても嫌な顔されたりという経験はありません。
派遣を受け入れている薬局は派遣への対応も慣れているので初日から完璧にできないこともわかっています。
確かに新しいことを覚えないといけない心理的な負担はありますが、やり始めたら1ヶ月もしないうちに自然と覚えていけます。
早く覚えたい方はメモをとったり帰ってから少し思い返していったら大丈夫です。
コミュニケーション力がないと派遣になれない
このように言われたこともありますが
そんなこともありません。
派遣を募集する派遣先はそもそも忙しめのところが多いので
1日のうちで話をしている時間はそんなに多くありません。
最低限、業務に関して確認ができたり
報告・連絡・相談ができれば問題ありません。
よく喋る人である必要もなければ人気者やユニークな人である必要もありません。
僕も口数が多い方ではないので女性の皆さんのコミュ力にはいつも尊敬の眼差しを向けている立場ですが、問題なく派遣就業できています。
個人的な感触ですが楽しくお話ができる派遣よりも一生懸命に業務をしている派遣の方が派遣先でのウケは良いです。
もちろんコミュ力が高くて業務も一生懸命できれば完璧かもしれませんが、それほどハードルを上げなくても派遣にななることができます。
まとめ
記事の内容をまとめると
・正社員で働くことに疑問がある人
・会社の言いなりになるのが嫌な人
・人間関係に深入りしたくない人
・収入を上げたい人
・副業をして稼ぐスキルを上げたいと思っている人
・残業をしたくない人
・調剤、監査をしたことがない人
・キャリアアップがしたい
・忙しいのが嫌
・薬局の一員として働きたい
・即戦力で仕事ができないと派遣になれないと思っている
・コミュ力が高くないと派遣になれないと思っている
こんな感じです。
今まではそう思っていても
今日の記事をみて
- 「向いてる人」に当てはまった方
- 「向いてない人」に当てはまらなかった方
具体的に派遣転職を考えてみても良いかと思います。
確かに転職は負担もかかり大変かもしれませんが、今のまま現状に不満を抱いて過ごしていても何も変わらず辛いですよね。
より良くなると希望を持って派遣転職に踏み切ってみてはどうでしょうか。
紹介している派遣会社は
- 無料で登録できる
- 求人が決まっても料金はかからない
- 登録したら必ず転職しなければいけない訳ではない
- 転職希望日が3、4ヶ月先でもOK
- 派遣以外にも正社員、パートの求人もある
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