こんにちは。派遣薬剤師のひでです。
今日は「派遣薬剤師はきついのか?」についてです。
派遣薬剤師に少し興味があるけど
・正社員と比べてきつさはどう?
・なるべくきつくない感じで稼ぎたい!
こんな風に感じる方も多いですよね。
派遣薬剤師のきつさについては
結論から言うと
求人にもよるが正社員よりはきつくない。
そして、「きつさ」はある程度時給に比例する
といった感じです。
「きつすぎて仕事に行きたくない・・・」ということはないですし
「きついかも」という理由で派遣を諦めるのはもったいないと思います。
僕は派遣薬剤師になって1年9ヶ月で、単発派遣1つとレギュラー5つで合わせて6つの派遣先を経験しています。
今日はその経験をもとに体験談も交えつつ派遣の「きつさ」について書いていきたいと思います。
・派遣が正社員よりきつくない理由
・「きつさ」と時給の関係
・「きつさ」に関係するのは時給以外には何?
・なるべくきつくなくて時給の良い求人の探し方
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目次
派遣は正社員よりきつくない理由
確かに派遣薬剤師をやっていると、忙しい派遣先に行くことも珍しくありません。
しかし、同じところで働いている正社員の方もいるわけで
そんな正社員の方よりも派遣の方が「きつい」ことはほとんどないです。
理由としては精神的なものもあれば業務的なものもありますが
- 派遣先から「離れられない」という閉塞感がない
- 派遣は「積極的選択」をして派遣先に残っている
- 給料が高い
- 業務が単純
こんな感じです。
1つずつ説明していきますね。
「離れられない」という閉塞感がない
正社員で忙しくて「きつい」職場で働いていたとすると
- 忙しくて「きつい」
- でもなかなか辞められなくてさらに「きつい」
という2重苦になります。
しかし派遣なら2、3ヶ月おきに更新があるので今の職場がきつければいつでも別の職場を探すことができます。
「今の状況から逃れられない」と思っているのと
「いつでも移れるけどもう少し続けてみるか」と思うのとでは大きく違います。
結局今の忙しさは変わっていない!と思うかもしれませんが
人間は状況が変わらなくても気の持ち方1つで快適に過ごせたりするので
どんなメンタルで過ごしていくかはとても重要です。
「忙しい」と「離れられない」などきつい要因が増えるとパニックになって思考停止してしまったりすることもありますよね。
きつい要因が減らすことのできる派遣の方が「きつさ」は軽減されると思います。
派遣は「積極的選択」をして派遣先に残っている
派遣と正社員とでは同じ「きつい」職場に残っていても思考の方法が違います。
- 正社員の場合
きついけど他の店舗の異動もなかなかできないし
かといって会社辞めるのも大げさだし
きついけど続けるしかないな
- 派遣の場合
きつい派遣先だけど時給もいいしもう1クール更新してみて
その後どうするか考えよう
いつでも別の派遣先に移れるし行けるとこまで続けてみよう
こんな感じで派遣だと「選択の自由」がある上で
今の職場に残ることを「自分で選んでいる」ので納得した上で働いています。
こんな感じで自分から選んでいると積極的に取り組むことができ
「きつさ」が軽減されます。
派遣は給料が高い
忙しくて「きつい」職場で働いた時に何をモチベーションに働くでしょうか?
「仕事が好き」「やりがいを自分なりに見つけている」という方は素晴らしいですが
正直、「給料」がモチベーションになる方も多いと思います。
派遣で働いていると
こんな風に思うことはよくあります。
1日働いて2万5千円って大きいですよね。
しんどい時も1つ心な中にモチベーションになることを持てると気分良く「納得して」働くことができます。
派遣は業務が単純
派遣と正社員の業務内容を比べると派遣の方が業務が単純な場合が多いです。
派遣の仕事内容は
- 調剤
- 監査
- 投薬
くらいが主なものですが
正社員の仕事内容は
- 調剤
- 監査
- 投薬
- 発注
- マスタメンテナンス
- 開店、閉店作業
- 在庫管理(他店移動、在庫金額管理など)
- 本部や上司の指令をこなす
- ジェネリック率など加算をあげるための作業
- 備品整理など雑務
などなどもっと他にもあると思います。
もちろん派遣も調剤・監査・投薬をたくさんやるのですが
業務内容が比較的単純なので慣れてくると「きつさ」は半減されていきます。
また、派遣の仕事内容は外来に関係することなので外来がゆったりな時はゆったりできます。
正社員の仕事内容は外来以外のことも含まれるので外来がゆったりでも「やること沢山」の状態の時もあります。
派遣の「きつさ」はある程度時給と比例している
もちろん求人によって差はあるのですが
経験的に派遣の「きつさ」はある程度時給に比例しています。
つまり
時給が高い求人の方が忙しくてい「きつい」
時給が低い求人の方が「きつさ」はマシ
です。
僕は派遣になって
時給3500円の求人を3ヶ所経験した後、3200円、3000円(単発)、3300円の求人を経験しましたが
3500円の求人を経験した後だと3200円、3000円の求人は「忙しさやきつさ」がかなりマシでした。
「ある程度比例する」と言ったのは同じ時給3500円の求人でも「きつさ」には差がありましたし
3200円の求人の方が3300円の求人の方が忙しかったりしたからです。
ただし3500円の求人と3000円の求人を比べると圧倒的に3000円の求人の方が「きつさ」は無かったです。
時給3500円の「きつさ」は地域の平均時給によっても変わってきますが
僕の勤務地の大阪だと3500円はほぼ最高時給に近いです。
体感ですが
- 薬剤師1人あたり1日35枚以上の店舗で働いている
- 残業が1日1時間以上出る店舗で働いている
こんな方はその地域の最高時給で働いても「きつすぎる」ということはないと思います。
「それはちょっとしんどいな・・・」と思う方は読み進めて
「きつい」と時給のバランスを取る方法を読んでみてください。
「きつさ」と時給が完全に比例しない理由
派遣の「きつさ」と時給が完全には比例しない理由を知るには
時給の変動する要因を理解する必要があります。
僕の感じた時給の変動要因は
- 忙しさ
- 人員補充の緊急度
- 企業の体質
- 地域の相場
この4つです。
「忙しさ」については時給の変動要因として想像しやすいと思うので他の3つについて説明していきますね。
人員補充の緊急度
同じように人員を欲しがっていても派遣先によってその緊急度は違います。
例えば同じように薬剤師1人あたり1日20枚さばいている店舗で
10人で回していた店舗から1名欠員が出たので補充
と
3人で回していた店舗から1名欠員が出たので補充
とでは人員補充の緊急度が違いますね。
10人が9人になってもあまり違いを感じないかもしれませんが
3人が2人になるとかなり外来がきつくなってきます。
当然後者の方が募集の時給は高くなりやすいです。
でも入ったあとはどちらの店舗も薬剤師1人あたり1日20枚なので「きつさ」はあまり変わらないかもしれないですね。
派遣先の企業の体質
これは珍しい例かもしれませんが僕が実際にお世話になった派遣先の中で
元々のグループ店舗かM&Aされた店舗かで時給を一律に決めている派遣先がありました。
- 元々のグループの店舗→忙しくても暇でも時給3800円
- M&Aされた店舗→忙しくても暇でも時給3500円
といった感じです。
こういう派遣先を見つけられると、暇なグループ店舗を狙えば高時給で「きつくない」働き方ができるのでラッキーですね。
地域の相場
派遣の時給には大体の地域の相場があります。
大阪でいうと時給3000円〜3300円くらいが求人の多い時給の価格帯だと思います。
その中で3500円の求人を出すと結構人が集まりやすいんですね。
なのでどんなにきつい求人でも時給4000円や4500円と出す必要はなくなってきます。
つまり地域によって「時給の上限」ができてきます。
「きつさ100」の派遣先も「きつさ120」の派遣先も3500円で求人を出せばそこそこ人が集まってくる感じなのです。
そんなわけで時給は「きつさ」だけに比例するわけではないのです。
「きつさ」と「時給」のバランスを取る方法
あまりに「きつい」のは嫌だけで時給が低いのも困る。
そんな風に思う方も多いと思います。
そんな方は「きつさ」と「時給」のバランスを取るのがおすすめです。
今までの話を総合すると
「時給」と「きつさ」はある程度比例する
しかし
- 人員補充の緊急度
- 企業の体質
- 地域の相場
によって変動します。
つまり「きつさ」と「時給」のバランスを取るには
上限の時給相場を確認して、その200円〜300円低めの求人を狙う
のがおすすめです。
上限の時給相場は派遣エージェントの方に確認しても良いですし
派遣会社のホームページで自分の地域の求人を検索してみて確認しても大体わかります。
検索した求人で
時給3000円〜3700円
などとなっている場合はだいたい真ん中くらい(3300円〜3400円)で求人をもらえると思って良いです。
上限時給で求人を探してしまうとかなり過酷な求人に当たってしまうこともあるのでそこから200〜300円下げて求人を探すと
それほど「きつく」もなく時給もそこそこしっかりもらえると思います。
さらに「きつさ」を下げるには
中抜けのある求人を探す
ことも大切です。
体感ですが時給は、「一番処方の集中する時間帯の忙しさ」に合わせて決まっていることが多く
- 忙しい時間帯に1時間あたり処方箋20枚来る派遣先で中抜けなし
- 忙しい時間帯に1時間あたり処方箋20枚来る派遣先で中抜けあり
中抜けがある分薬剤師1人あたりの処方箋枚数は「中抜けあり」の方が少ないのですが
この2つの求人が同じ時給で募集があったりします。
確かに一番忙しい時間帯の処方箋枚数は同じですが、中抜けがあるとないとでは「きつさ」は違いますよね。
中抜けがあったほうがゆったりできる時間もあるのでできれば中抜けがあるかどうかも派遣エージェントに確認して求人を探すと良いと思います。
派遣薬剤師の「きつさ」のまとめ
派遣薬剤師の「きつさ」は求人によって変わってきます。
ですが「しんどくて仕事にいけない」ほどではないですし
その派遣先で働いている正社員の方よりもきついということもないです。
手堅く「きつくなくて時給の良い」求人で働きたいのであれば
上限時給から2〜300円低い求人を選べば良いです。
- 急募
- 一律の時給で高時給の派遣先
を見つけることができれば「きつくない」のに時給が高い、コスパの良い求人を見つけることもできます。
こんな感じで派遣薬剤師は「きつさ」もある程度自分で選ぶことができるんです。
もし
「派遣はきつい」というイメージから派遣になるのをためらっている人がいたら
「きついかも」という理由で派遣を諦めるのはもったいないと思います。
1つの派遣先に3年勤める派遣も多いので十分継続可能な「きつさ」だと思います。
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- 求人が決まっても料金はかからない
- 登録したら必ず転職しなければいけない訳ではない
- 転職希望日が3、4ヶ月先でもOK
- 派遣以外にも正社員、パートの求人もある
といった感じなので気軽に登録してみて求人を相談すると良いと思います。
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