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【無料あり】漫画アンサングシンデレラ第1巻を現役薬剤師が読んだ感想やタイトルの意味、登場人物、名言を紹介

こんにちは。派遣薬剤師のひでです。

今日は2020年4月からドラマ化が決まっている

漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」を読んでみたので

この記事でわかること

・感想
・タイトルの意味
・登場人物紹介
・作品詳細
・名言集
・無料でアンサングシンデレラを読む方法

を書いていこうと思います。

ちなみに第2巻の感想はこちら

【無料あり】漫画アンサングシンデレラ第2巻を現役薬剤師が読んだ感想【ネタバレ、名言あり】こんにちは。派遣薬剤師のひでです。 今日は2020年4月からドラマが始まる 漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり...



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途中まではネタバレなしです。

漫画アンサングシンデレラの作品詳細

作品詳細はこんな感じ

作品名:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり1巻

連載:月刊コミックゼノン

出版社:徳間書店

作者:荒井ママレ

医療原案/富野浩充

発売日:2018年12月10日

荒井ママレさんはツイッターもやっているのでのぞいてみるといいかもです。

漫画「アンサングシンデレラ」タイトルの意味

タイトルの「アンサングシンデレラ」とはどう言う意味なのでしょう。

アンサングってあまり聞きなれない単語ですが

unsung(アンサング)

詩歌によって歌われていない・称賛されていない

という意味みたいです。

動詞のsing(歌う)を過去分詞形(sung)にして否定語(un)つけたのが成り立ちでしょうか。

アンサングヒーロー(縁の下の力持ち)という言葉があるように

アンサングは「陽の目を見ない」「目立たない」「活躍しているのに褒め称えられない」
といったニュアンスで使われているようです。

この作品に当てはめると

称賛されている・・・医師や看護師

称賛されていない(アンサング)・・・薬剤師

ということでしょう。

つまり薬剤師は称賛されていないけど頑張ってるよ!というニュアンスを表していきたいと思われます。

シンデレラはヒロインである葵みどりさんのことを指していると考えるのが自然なので

アンサングシンデレラとは

「称賛されていないけど頑張っている薬剤師の葵みどりさんの物語」

という意味だと考えられます。

漫画アンサングシンデレラ第1巻の主な登場人物

第1巻の登場人物はこちら

主人公:葵みどり

作品の舞台は萬津総合病院。

薬剤部所属、入社2年目の薬剤師で小児科を担当しているのが主人公の葵(あおい)みどりです。

薬マニアで、目隠しして味だけで粉薬を当てられる。

洞察力は鋭いが少し天然の入ったキャラクターで患者さんのために日々熱意を込めて働いています。

チャームポイントは高い位置にふんわり作ってお団子ヘアー。

頼れる先輩:瀬野さん

薬剤部所属、転職して5年目の先輩瀬野さんです。

強面で少し厳しい一面もありますが、最後には必ず味方になってくれる頼れる先輩です。

知識も豊富で病院内での信頼も厚い。

後輩:羽倉くん

入社一年目の後輩。整形外科の担当。

メガネの少し冷めた性格の薬剤師。

厳しい先輩:苅谷さん

ルールに厳しい先輩薬剤師。

正しいけど一理ある。

薬局から転職して病院薬剤師になった。

漫画アンサングシンデレラ第1巻の感想

冒頭の

「もしかして薬剤師っていらなくない?」

このきつい一言から始まる第1巻は正直面白かったです。

胸が熱くなってウルウルくる場面が何度かありました。

コミックの第1巻は作者の思いが詰まっていて好きです。

お話ごとにあらすじと感想を書いていきたいと思います。

ここからはネタバレを含みます。

第1話のあらすじ、感想

第1話あらすじ

医師に処方の間違いを指摘するも逆ギレされて怒り心頭の主人公。

さらに患者さんにも「薬剤師が首突っ込むな」と怒られるがその患者さんの症状に違和感を感じ、不調の原因を探し始める。

医師に血液検査の必要性を訴えるも「うちの担当ではない」と冷たくあしらわれる。

患者さんの奥さんも症状に違和感を感じていたため、いろいろ情報を聞き出し、さらに鋭い洞察力で患者さんが禁煙していることに気づき

不調の原因が「禁煙による薬への影響」のせいだと突き止める。

感想としては結構、現実味のある話だなと思いました。

医師に対してかなり強めに主張していたのでその部分は物語の脚色と考えたとして、

主人公の行動は

  • 患者さんと真剣に向き合った
  • 家族からもしっかりコミュニケーションをとった
  • テオフィリン(薬)と喫煙の関係について知識があった

という3点でした。

喫煙のテオフィリンへの影響は薬剤師であればかなり一般的な内容ですし、気の持ちようでしっかり向き合うことも明日からできます。

現実離れした内容だと萎えてしまうところですが、実際あり得る内容だったので

作者のリサーチがすごいと思いました。

第2話のあらすじ、感想

第2話あらすじ

小児の肺炎に粉薬の抗生物質が処方されます。

患者さん(小児)のお母さんはシングルマザーで仕事に看病に大忙しです。

しかし、処方された抗生物質の味が苦く、患者さんは薬が飲めず肺炎が長引いてしまいます。

患者さんも薬が苦くて泣きわめき、お母さんも疲れ果ててかなりしんどそう。

薬剤部も忙しく、「患者対応に時間をかけすぎるな」と先輩に釘を刺される主人公。

それでも主人公は困っているお母さんと患者さんを放っておけず、お母さんにも薬の味を体験してもらいながら20分しっかり時間をかけて粉薬の苦くない飲み方を伝授します。

お子さんは無事粉薬を飲むことができ、お母さんも粉薬の苦味を理解でき、家庭も円満になりました。

感想としては話はすごく面白かったです。

先輩の指示に屈せず、患者さんにとって良いことを貫いた結果

親子の愛を壊さず、絆を強めることに成功する様子にウルウルきました。

現実味の観点から言うと、クラリスロマイシンの飲み方はささっと説明できるので実際には最初の服薬指導の時に伝えることができていると思います。

ただ、同じような例って世の中にたくさんあると思うので、粉薬の説明1つが家族の円満にも繋がることもあるなら

日々の業務頑張ろうと思いました。

第3話のあらすじ、感想

第3話あらすじ

ハチに刺されアナフィラキシーショック(心拍低下、意識消失)で救急搬送してきた患者さんを対応することになった主人公。

救急の現場に立ち会うことに慣れておらず、心拍を上げる薬を正しい量と間隔で投与しても心拍が下がっていってしまう事態にテンパってしまいます。

そんな中、先輩瀬野さんの指摘により、投与している薬の効果を打ち消す薬を普段患者さんが服用していることが判明。

別の薬に変更し患者さんの心拍と意識は回復する。

主人公は薬の使い方だけにとらわれず、併用薬もチェックする重要性を再認識した。

感想としては読んでいてかなりヒヤヒヤしました。

一刻を争う救急の現場で思った通りに事態が進んで行かない様子が臨場感たっぷりに描かれていて引き込まれました。

「メインテートをお昼に飲んでいるの?」と思いましたが細かいことなので気になりません。

併用薬はしっかり意識していかないといけないと再認識しました。

第4話のあらすじ、感想

第4話あらすじ

頼れる先輩瀬野さんが萬津総合病院に転職してきたばかりの5年前・・・

夜勤の時間にお腹の張り、頭痛と目のチカチカ、気持ち悪さを訴える妊婦の入院患者さん。
意識は朦朧。

当直の研修医の診断は「偏頭痛」でしたが検査値の異常から疑問を持った瀬野さん。

研修医も知らない妊娠合併症であることを突き止める。

上級医を呼ぶよう言うが、上級医は仮眠を取るといってゲームばかりしている怠け者。

しぶしぶやって来た上級医に瀬野さんが喝を入れると「薬剤師の越権行為」と病院で問題になってしまう。

当直に立ち会ったナースのフォローで事態は無事収束し、逆にここから院内で薬剤師の地位が向上していく。

第4話も再び胸が熱くなってウルウルしました。

瀬野さんの患者さんに対する思いの強さが

看護師、患者さんに伝わった一幕でした。

医師が怠け者すぎて描かれ方が少し都合良いですが、全然気にならず感情移入できます。

ドラマで医師役の俳優さんがどんな演技するか見れるのが楽しみです。

第5話のあらすじ、感想

第5話あらすじ

糖尿病で入院中の13歳の女の子。

血糖値が安定せず、入院が長引いてしまいそうです。

インスリン注射の使い方を指導するも改善せず、どうやらわざと使い方を間違えていることが判明。

間違いなく使うように食事のたびにチェックをすることにすると、チェックから逃れるために早めに注射を打ってしまい

血糖値が下がって座り込んでしまう女の子。

退院してしまうと学校に行かねばならず、学校にはインスリン注射に理解のない人も多いので

同じ病気を抱えた同級生も入院している病院の方が居心地が良かった様子。

患者さんの気持ちに立って考えることの重要性が身にしみた一幕です。

ここでもウルウル来てしまいました。

僕が涙もろいのでしょうか?笑

でも本当に感情移入しやすくていい作品なんです。

インスリ注射を使うことで日常生活は送れる。

しかしインスリン注射を使っていること自体が生活に息苦しさを生んでいる。

そんな患者さんの感情にもしっかり寄り添っていくことの大切さを教わりました。

漫画アンサングシンデレラ名言集

第1巻ですでにいくつか名言が出ています。

4個紹介したいと思います。

もしかして薬剤師っていらなくない?

これは冒頭の主人公の心の声であり、作者の問題提起でもあります。

「薬剤師って袋に薬入れてるだけ」

「結局医師がいないと何もできない」

こんな風に世間で言われることって結構あります。

薬剤師に対しては「そんなことじゃダメだよ」と

その他の人には「実はそんなことはないんだよ」と

こんなメッセージが作者から聞こえてきます。

実際に物語も主人公がこの問いに悩みながら「薬剤師はいる」ということを証明していく内容になっています。

文句なしの名言認定です。

自分で自分の立ち位置決めちまったら、そっから進めなくなるぞ

「薬剤師の地位って下なんじゃ・・・」

こんな風に悩む主人公への先輩瀬野さんからの一言です。

「薬剤師の地位が下って納得したくないなら、自分で証明していけ」

といった先輩の激励です。

怪我が治って終わりじゃないでしょう!古賀さんが病院の外でこれまで通りじゃないと意味ないんですよ!

古賀さんという患者さんが全身の不調を抱えているにも関わらず、腰の怪我だけ見て退院させようとする整形外科の医師に主人公が放った一言です。

患者を助けるためなら俺にできることはなんでもやる

だからあんたも自分にしかできないことをやってから医者を名乗れ・・・

瀬野さんがゲームばかりして患者さんを真剣に診ない医師に対して放った一言です。

アツい言葉ですね。

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