こんにちは。派遣薬剤師のひでです。
今日は
こんな方のために実際に計算をしながら説明していこうと思います。
個人的な話をすると未婚で調剤薬局の正社員の頃の年収約530万円でしたが一人暮らしをしていると色々お金がかかり、自由なお金は少なく感じ精神的にしんどい時もありました。
人によって節約の上手、下手もあると思います。
年収500万円でも苦なく満足な人もいると思いますが、案外油断するとすぐに「今月ピンチ」「全然貯金できない」となってしまう年収だとも思います。
しかし派遣になると「使いきれない」と思うほど十分に自由なお金が入ってくるようになりました。
大げさかもしれませんが家賃を払っても残りが40万とか余っていたので「贅沢しても貯金がたくさんできる」ようになりました。
しかも未婚であれば「入ってきたお金が増える」=「自由なお金が増える」なのでかなり嬉しいです。
といっても想像しにくいところもあるかと思うので現在の年収別に実際に計算をしながら説明していきます。
自分の現在の年収に近いところを目次から飛んで読んでいってもらうと良いと思います。
現在の年収別にどれくらい自由なお金が増えるか試算!
ちなみに僕の派遣1年目の年収は派遣薬剤師は儲かる!?稼げる?1年目の給与明細、月収、年収公開!で紹介しています。
目次
派遣薬剤師になるとどれくらい自由なお金が増えるか計算してみた
実際に計算してみるにあたって派遣会社が発表している時給の全国平均し使用します。
派遣薬剤師の時給の全国平均は3272円です。
勤務時間については土日祝休みの完全週休2日制(年間休日120日)として計算します。
ちなみに時給の地域による違いはどこの地域が時給が高い?派遣薬剤師の地域別平均時給を大公開で紹介しています。
東京では時給平均が3000円程度のところもありますが、平均時給+200円くらいの求人は比較的簡単に見つかるので問題ないかと思います。
現在の年収が550万円の場合
現在の年収が550万円の場合、ボーナスは1ヶ月分で年2回とすると年間14ヶ月分と考えられるので
550万円÷14=約39万円
手取り額は個人差がありますが一律0.8倍していきます。
(倍率に差をつけるほど差はないので)
39万円×0.8=31万2000円
家賃や食費、光熱費や雑費など生活に必要なお金を多めに見積もって20万円すると11万2000円あまります。
(生活費がわかっている方は自分に当てはめてみてください。)
貯金をすることを考えると自由に使えるのは月5〜10万円程度かと思います。
年収550万から派遣薬剤師になると
平均時給である時給3272円で派遣求人を見つけたとして
年間245日働くと(年間休日120日)1960時間働くことになるので
時給3272円×1960時間=約645,000円
派遣の場合ボーナスがないので年収を12で割って月収になりますが
条件を揃えるために年収550万の正社員と同じ額のボーナスを差し引いて月収を計算すると
(645,000円-78万円)÷12=約47万円
0.8をかけて
47万円×0.8=37万6000円
ですので正社員と比べると
37万6000円-31万2000円=6万4000円
自由に使えるお金が64000円増える計算になります。
実際には派遣はボーナスはないので
645,000円÷12×0.8=約43万円
約43万円手取りで月々振り込まれる感じになります。
残業して年収550万円だとすると・・
残業代を入れて年収550万円という場合も多いと思います。
月10時間の残業をしていると仮定すると派遣でも残業代を追加して
時給3272円×1.25×月10時間=約4万円
追加になる感じです。
現在の年収が500万円の場合
現在の年収が500万円の場合、ボーナスは1ヶ月分で年2回とすると年間14ヶ月分と考えられるので
500万円÷14=約36万円
手取り額は個人差がありますが一律0.8倍していきます。
(倍率に差をつけるほど差はないので)
36万円×0.8=28万8000円
家賃や食費、光熱費や雑費など生活に必要なお金を多めに見積もって20万円すると8万8000円あまります。
(生活費がわかっている方は自分に当てはめてみてください。)
貯金をすることを考えると自由に使えるのは月5万円程度かと思います。
年収550万から派遣薬剤師になると
平均時給である時給3272円で派遣求人を見つけたとして
年間245日働くと(年間休日120日)1960時間働くことになるので
時給3272円×1960時間=約645,000円
派遣の場合ボーナスがないので年収を12で割って月収になりますが
条件を揃えるために年収500万の正社員と同じ額のボーナスを差し引いて月収を計算すると
(645,000円-72万円)÷12=約47万円
0.8をかけて
47万円×0.8=37万6000円
ですので正社員と比べると
37万6000円-28万8000円=8万8000円
自由に使えるお金が88000円増える計算になります。
実際には派遣はボーナスはないので
645,000円÷12×0.8=約43万円
約43万円手取りで月々振り込まれる感じになります。
残業して年収500万円だとすると・・
残業代を入れて年収500万円という場合も多いと思います。
月10時間の残業をしていると仮定すると派遣でも残業代を追加して
時給3272円×1.25×月10時間=約4万円
追加になる感じです。
現在の年収が450万円の場合
現在の年収が450万円の場合、ボーナスは1ヶ月分で年2回とすると年間14ヶ月分と考えられるので
450万円÷14=約32万円
手取り額は個人差がありますが一律0.8倍していきます。
(倍率に差をつけるほど差はないので)
32万円×0.8=25万6000円
家賃や食費、光熱費や雑費など生活に必要なお金を多めに見積もって20万円すると5万6000円あまります。
(生活費がわかっている場合は自分の状況に当てはめてみてください。)
貯金をすることを考えると自由に使えるのは月5万円以下かと思います。
年収550万から派遣薬剤師になると
平均時給である時給3272円で派遣求人を見つけたとして
年間245日働くと(年間休日120日)1960時間働くことになるので
時給3272円×1960時間=約645,000円
派遣の場合ボーナスがないので年収を12で割って月収になりますが
条件を揃えるために年収450万の正社員と同じ額のボーナスを差し引いて月収を計算すると
(645,000円-64万円)÷12=約48万円
0.8をかけて
48万円×0.8=38万4000円
ですので正社員と比べると
38万4000円-25万6000円=12万8000円
自由に使えるお金が12万8000円増える計算になります。
今より10万円以上自由に使えるとかなり余裕が出てきます。
実際には派遣はボーナスはないので
645,000円÷12×0.8=約43万円
約43万円手取りで月々振り込まれる感じになります。
残業して年収450万円だとすると・・
残業代を入れて年収450万円という場合も多いと思います。
月10時間の残業をしていると仮定すると派遣でも残業代を追加して
時給3272円×1.25×月10時間=約4万円
追加になる感じです。
現在の年収が400万円の場合
現在の年収が400万円の場合、ボーナスは1ヶ月分で年2回とすると年間14ヶ月分と考えられるので
400万円÷14=約28万5000円
手取り額は個人差がありますが一律0.8倍していきます。
(倍率に差をつけるほど差はないので)
28万5000円×0.8=22万8000円
家賃や食費、光熱費や雑費など生活に必要なお金を多めに見積もって20万円すると2万8000円あまります。
(生活費がわかっている場合は自分の状況に当てはめてください。)
貯金をすることを考えると自由に使えるお金はあまりないかもしれません。
年収400万から派遣薬剤師になると
平均時給である時給3272円で派遣求人を見つけたとして
年間245日働くと(年間休日120日)1960時間働くことになるので
時給3272円×1960時間=約645,000円
派遣の場合ボーナスがないので年収を12で割って月収になりますが
条件を揃えるために年収400万の正社員と同じ額のボーナスを差し引いて月収を計算すると
(645,000円-57万円)÷12=約48万6000円
0.8をかけて
48万6000円×0.8=約39万円
ですので正社員と比べると
39万円-22万8000円=16万2000円
自由に使えるお金が16万2000円増える計算になります。
実際には派遣はボーナスはないので
645,000円÷12×0.8=約43万円
約43万円手取りで月々振り込まれる感じになります。
残業して年収400万円だとすると・・
残業代を入れて年収400万円という場合も多いと思います。
月10時間の残業をしていると仮定すると派遣でも残業代を追加して
時給3272円×1.25×月10時間=約4万円
追加になる感じです。
派遣になると自分のお金がめちゃ増えた実感が大きい
派遣になると実際に自分の自由になるお金も増えますが
何より自分の自由になるお金が増えた実感が大きいです。
理由としては派遣は年収が上がるにも関わらずボーナスがなく、増加した年収を月割りにするからです。
年に2回のボーナスを楽しみにするのも良いですが、ボーナス並みの給料が毎月入ってくる派遣は精神的にかなり嬉しいです。
「そんなに毎月入ってきたら無駄遣いするかも・・」
と思うかもしれませんが、案外何度か無駄遣いすると自然と使いすぎないようになっていきます。
- 毎月かなりの額を使うことができる嬉しさ
- 多少無駄遣いしても貯金をしっかしできる嬉しさ
を味わうことができるのでかなり実感として「お金が増えた」感じがします。
時給が高いから過酷というわけでもない
「時給が高い分苦労も多いんじゃ・・」と思うかもしれませんが心配はいりません。
正直、派遣は行う業務も限られていますし、同じ職場で働いている正社員の人もいるので
時給が高いからといって特別過酷になることはありません。
時給が高すぎる求人を選ぶと大変なこともあるのでうまくバランスを取っていくことも重要です。
詳しくは派遣薬剤師は正社員よりきつい?時給と「きつさ」の関係も徹底解説で説明しています。
うまく求人を選ぶ方法は【見逃すと損】派遣薬剤師が求人を選ぶときの流れと8つの注意点を読んでみてください。
「未婚で派遣薬剤師を始めると、自分のお金がめちゃ増える!」まとめ
もちろん未婚でも既婚でも派遣になると年収はUPするのですが
既婚だと「年収UP=自分のお金が増える」というわけではない場合も多いです。
ですので
年収の増加量をそのまま自分のお金の増加量にできる未婚のうちに派遣を始めておくとかなり嬉しい期間を過ごすことができます。
「生活水準をあげてしまうと後々困るかも・・」と思うかもしれませんが
それは「自由なお金を増やすことを諦める理由」にはならないと思います。
自由なお金を増やしつつ、生活水準も管理していくことは十分可能です。
生活水準もしっかり管理した上で、経済的な制限が激減する喜びを味わっていきましょう。
・転職時期が先でも派遣会社は登録だけしておくと良い理由
・薬剤師の正社員=安定、派遣=不安定は本当?
・派遣薬剤師の失敗しない派遣会社の選び方!ポイント8選を紹介
・派遣薬剤師のメリット、デメリットは?納得して転職しよう
という方は転職せずに単発派遣で働いてみるという選択肢もあります。
単発派遣については薬剤師「単発派遣」虎の巻完全版【疑問も不安も全て解決】で詳しく解説しています。
最後に派遣会社をいくつか紹介します。
紹介している派遣会社は
- 無料で登録できる
- 求人が決まっても料金はかからない
- 登録したら必ず転職しなければいけない訳ではない
- 転職希望日が3、4ヶ月先でもOK
- 派遣以外にも正社員、パートの求人もある
といった感じなので気軽に登録してみて求人を相談すると良いと思います。
1番のおすすめはファルマスタッフで
- 求人数が多い
- 高時給求人が多い
- 面談もあって対応が丁寧
- 派遣先への同行も行なっていて安心
- 全国に15も拠点がありどの地域にも繋がりが強い
といった特徴があります。
基本的に派遣会社は複数登録して比べると競争が起こってより良い求人に出会うことができるのでファルマスタッフ以外にも登録して求人を見てみてください。
複数登録をおすすめする理由は薬剤師派遣会社は複数登録すべき!理由とメリット、デメリットを解説で詳しく書いています。
【おまけ】お仕事ラボは登録するだけで5,000円もらえるキャンペーン中
「お仕事ラボ」は派遣の求人から正社員、パートまで全国の求人扱っている派遣会社なのですが
なんと登録するだけで5,000円もらえるキャンペーン中です。
5,000円もらえるまでの手順は簡単2ステップです。
- WEBから名前、電話番号、メールアドレスを登録する(所要時間1分)
- 登録したメールアドレスに送られてくる登録票とキャンペーン申し込み表に必要事項を記載し、メールで返送する。
これで完了です。
求人が成立しなくても5,000円が口座に振り込まれるのでかなりお得です。
詳しい申し込み方法はお仕事ラボ「登録だけで5,000円キャンペーン」の申し込み方法で解説しています。
「何か裏があるのでは・・・」と思いましたが単に登録者を増やすためのキャンペーンで、僕も登録して5,000円頂きました。
キャンペーンは急に終了することもあるのでお早めに登録するのがおすすめです。